Blog

社員ブログ<カワウソ#30>EDIX東京2025

ご挨拶

こんにちは!カワウソです。
本日のテーマのとおり、最近展示会に参加したのですが、普段リモートワークのせいか会場を歩き回ったら翌日見事に全身筋肉痛となりました…
普段から運動することの大切さを意外なところで痛感しました🏃‍♀️

EDIX東京参加

さて、4月末に開催された教育に関わる日本最大の展示会「EDIX」に参加してきました!
「教育」という広いカテゴリの展示会に参加するのは初めてだったので、どんな情報が得られるんだろう、とわくわくしながら向かいました。

https://www.edix-expo.jp/hub/ja-jp.html

セミナー聴講

1日を通して非常に興味深いセミナーばかりだったのですが、時間の関係もあり悩みに悩んで「日本の教育の現状と今後の展望」をテーマとしたセミナーを2つ聴講しました。

  • 日本の教育の現状と展望〜新たな学習指導要領の策定に向けて〜
    • 東京大学公共政策大学院教授(前・文部科学大臣補佐官、元・文部科学副大臣) 鈴木 寛 氏
  • GIGAスクール構想第二期に向けて
    • 文部科学省 初等中等教育局学校情報基盤・教材課 学校デジタル化プロジェクトチームリーダー 寺島 史朗 氏
東京大学公共政策大学院教授(前・文部科学大臣補佐官、元・文部科学副大臣) 鈴木 寛 氏
文部科学省 初等中等教育局学校情報基盤・教材課 学校デジタル化プロジェクトチームリーダー 寺島 史朗 氏

まず、両セミナーで主張されていたのは「学びの変革が起きている」ということでした。
先生が一方的に教科書を読み上げるのではなく、今は児童が教室を歩き回ってディスカッションをするような授業が多いんだそうです。
情報を得るのが簡単になった現代において「情報活用能力」を育成することが極めて重要であり、それには探究的な学びが不可欠とのこと。最近はLMSでも「インタラクティブ性」を求められることが非常に多いため納得です。
このような世の中の流れを見ると、Moodleがより価値をもつ時代がやってくるような気がします。

さらに、初めて知ったのですが国はICT教育を精力的に進めており、現状小中学生の児童1人あたり1.1台の端末が用意され、普通教室の無線LANの整備状況は96.2%(空き教室を除くとほぼ100%)もあるそうです。
そのうえ先生たちの手間を減らそう!と校務のDX化に対しても積極的に予算支援等行っているようです。

恥ずかしながら国が頑張ってくれていることを全く知りませんでした。あとは現場が取り入れれば教育現場は格段に良くなると思いますが、なかなか進んでいないのが現状。

私たちのようなLMSベンダーがLMSの良さを発信していくことも、この取り組みの追い風になると信じて、これからも頑張っていきたいですね。

展示ブース見学

展示ブースも非常に広く出展社数はなんと300以上!
Moodleパートナーをはじめ、国産LMSメーカーも多く出展しており非常に勉強になりました。

そのほかにも、人事システムや学務システムはもちろんのこと、医療現場などで活用できるVR体験だったり、子供向けプログラミング体験だったりと「教育」に携わるすべてが詰まった展示のように思えました。

展示ブースの一部

また、同業者様も多かったので弊社がお世話になっている組織の方々とお話ができたことも貴重な体験でした。

まとめ

普段リモートワークをしているので、だいたいの情報はオンラインで完結できることは分かっているのですが、やっぱり対面には対面の良さがあると感じた1日でした。
教育業界の最前線を走る方々のセミナーを聞けたことは、同じ内容だったとしてもネット記事からは得られない熱いものを感じました。

いくら技術が進歩してもAIが発達しても「教育」がなくなる日は来ないと思っています。
ただ「求められる教育」は日々変化していると改めて気づいたので、世の中の流れを的確に感じ取り適切な情報を取り入れる努力を続けていきたいです。

また参加したいと思う展示会でした!
来年は筋肉痛にならないよう事前に運動してから参加します!(笑)

アーカイブ

CONTACT

Zoomでのデモンストレーションも可能です。
お気軽にお問い合わせください。

-->